木曜午餐会とは
創業1918年の歴史と歩み
宗教、年齢、性別、人種を問わず学ぶ意欲のある方ならどなたでも参加できます。「理想は高く、姿勢は低く、いつも心に太陽をもって、一生青春、一生勉強。今を自分らしく磨き、新しい自分を始めよう」。
ミッション・理念
1918年に設立された木曜午餐会は、歴史の波を乗り越えながら学びの場を提供し、知識を深める貴重な機会を生み出しています。第一次世界大戦、第二次世界大戦、世界大恐慌、そして近年のパンデミックを経て、私たちの伝統と価値観は新たな息吹を得ています。当会の使命は、世代を超えた学びの喜びを分かち合い、地域社会に根差した豊かな交流を通じて貢献することです。未来を見据え、私たちは常に革新を追求し、参加者にとって理想的な学びの環境を提供し続けることを目指しています。この場が未来のリーダーたちにとっての知恵の源となることを願い、共に素晴らしい歴史を紡いでいきましょう。
2024年会長
奈良鑑三
講演者数
登録会員数
創業
「一生青春、一生勉強」
歴史と歩み
木曜午会が創立されたのは1918年(大正7年)の9月19日でした。
第9代、諸井六郎総領事
この会を発案されたのは当時の在ホノルル日本国総領事館の第9代、諸井六郎総領事でした。同じ年にフォートモールとビンヤードの角に竣工されたばかりの木造のヌアヌ青年会館(YMCA)の披露宴に呼ばれた諸井総領事は、この設備の利用を提案され、木曜午餐会の第1回の集会が1918年9月19日に開催されました。当時発行されていた日本語新聞「日布時事」によりますと「第1回木曜午餐会は、本日正午ヌアヌ青年会館にて開かれ多数の出席者ありたり」と記され、その会に諸井総領事は列席されています。
諸井総領事は明治29年に東大法学部を卒業後外務省に入省され、大正2年在ベルギー日本大使館参事官時代に夫人を亡くされ、ホノルルではずっと独身生活をされていました。人柄については相賀渓芳氏の「回顧録」の中に「禅味を帯びた穏やかな人で読書人であり、仙人らしい逸事が多かった」という記事が残されています。
日米大戦中も勉強
木曜午餐会は、日米大戦中も細々ではありながらも「一生勉強、一生青春」というその思いの火を一時たりとも消すことなく今日まで続いてきました。先人の努力にはただただ感謝するばかりです。今年(2024年)で106年目を迎えます。木曜午餐会を発案された諸井総領事、その言葉で発足旗揚げした実行力のある先輩方、それを引き継ぎ報酬のない講演を引き受けられた講師の方々、そして木曜午餐会を愛し結束して参会された会員の皆様の力があってこそ今日を迎えることができました。
心機一転、未来への理想と目標
2014年4月から心機一転、会場はヌアヌYMCAから高知城を模したマキキ聖城キリスト教会に移りましたが、メンバーの皆さんのおかげで会はますます充実してきています。会場は教会をお借りしていますが、木曜午餐会は宗教とは関係はありませんので、宗教、年齢、性別、人種を問わず学ぶ意欲のある方ならどなたでも参加できます。「理想は高く、姿勢は低く、いつも心に太陽をもって、一生青春、一生勉強。今を自分らしく磨き、新しい自分を始めよう」。学ぶことで頭を使い、講師の先生の人柄に接して心豊かになり、友だちと談笑して明るくなり、会場への往復で体を動かし健康になり、幸せな毎日を過ごすことが大切だと思います。何の躊躇もいりません。自分の可能性を追求してください。私たちはみんな立派な「金剛石」です。「金剛石も磨かずば、玉の光はそわざらん」です。そして「人も学びて後にこそ、まことの徳はあらわれる」です。歳は考えず、何か目標を作り前に進みましょう。
2014年-2024年会長:新名 瑛【作者】
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宗教、年齢、性別、人種を問わず学ぶ意欲のある方ならどなたでも参加できます。「理想は高く、姿勢は低く、いつも心に太陽をもって、一生青春、一生勉強。今を自分らしく磨き、新しい自分を始めよう」。