【お休みのお知らせ】木曜午餐会は7月~8月は夏休みの為、セミナー主催をお休みさせて頂いております。
新イベントは下記のイベントカレンダーにて随時更新されますのでご確認願います。
ニッケイの足あと、ことばの足あと・ハワイ多言語史を歩く【朝日祥之】

こうしたハワイの経験は、多様化が進む社会で「ことばと共に生きる」ことを考えるうえで、多くのヒントを与えてくれます。本講演では、ハワイ大学マノア校ハミルトン図書館で開催中の企画展示「Rise and fall of languages in “Paradise”: Japanese schools, community voices and the politics of assimilation in Hawaiʻi(『「楽園」におけることばの興亡:ハワイの日本語学校、コミュニティの声、同化をめぐる力学』)」も紹介しながら、皆さまと一緒にハワイのことばの魅力を味わっていきます。
朝日祥之
国立国語研究所【教授・PhD】
国立国語研究所の朝日祥之(あさひ よしゆき)と申します。名古屋市生まれ、名古屋市育ちです。大学進学を機に大阪へ移り住んだ際、関西弁を身につけることの難しさと面白さに気づいたことが、ことばを研究するきっかけとなりました。2010年からは、ハワイに根付いてきた日本語に関心を持ち、毎年ハワイを訪れては、一世・二世の方々が使ってきた日本語について調べています。その研究の成果の一つが、現在ハワイ大学で開催されている展示『Rise and fall of languages in “Paradise”: Japanese schools, community voices and the politics of assimilation in Hawaiʻi(『「楽園」におけることばの興亡:ハワイの日本語学校、コミュニティの声、同化をめぐる力学』)』です。講演では、この展示を企画・準備する過程で交わされた議論も紹介しながら、ハワイで使われてきたことばの歩み(運命)を一緒に見つめていきます。
経歴・所属団体
- 1973年愛知県名古屋市生まれ
- 1999年MA (Sociolinguistics) Department of Language and Linguistics University of Essex (UK)
- 2004年大阪大学大学院文学研究科博士後期課程修了 博士(文学)
- 2004年より2009年まで国立国語研究所情報資料部門・研究開発部門研究員
- 2009年より2022年まで国立国語研究所研究系准教授
- 2023年より国立国語研究所研究系教授
- 研究分野:社会言語学、日本語学、変異理論、接触言語学、移民言語研究
- 業績:Asahi, Yoshiyuki, Mayumi Usami, and Fumio Inoue (eds.) Handbook of Japanese Sociolinguistics. Mouton de Gruyter (2022), 窪薗晴夫・朝日祥之(2022)「言語コミュニケーションの多様性」くろしお出版、朝日祥之・原山浩介(編)(2015)「アメリカ・ハワイ日系社会の歴史と言語文化」東京堂出版 朝日祥之(2012)「サハリンで生まれた日本語樺太方言」明治書院ほか
セミナー・スケジュール
11:00 am
Check-In